WindowsからMacへ。なんだか入力ルールが違ってストレスが溜まらないようにしておくべき「キーボード設定」
僕はつい最近、長年使い慣れてきた「Windows」から「Mac」へ乗り換えました。
その時の記事がコレ
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まぁ、厳密に言えば、完全に乗り換えたわけではなくて、Windowsも使いながらMacも使うという「二刀流」になったのです。
ヤフオクで中古の「MacbookPro2014」を購入したので、手元に届くまではどんな状態のものが届くのか、ちゃんと動くのか心配でしたが、
想像以上に状態の良いマシンだったので、大満足です。
最新のMacOS（10.15カタリーナ）がインストールされてますし、旧世代とは言えcorei5のCPU、8GBのメモリ、SSDも搭載してますので現段階でも十分使えるMacです。
（MacbookPro2014のレビューはまた別の機会に記事を書きます）
この記事で解説する内容
今日は、WindowsになれたユーザーがMacに乗り換えると一番最初に戸惑う「文字入力」について、
Windowsユーザーでも違和感なくMacで入力をするための「キーボード設定」を５つ紹介したいと思います。
５つの設定とはどういうものか？をご紹介するかというと、
- ファンクションキーでカタカナ、半角英数字などの変換を出来るようにする
- 日本語入力と英数字入力を1発で切り替える設定
- エンターキー2回押しで確定→1回で確定へ切り替える
- 文字を打ったそばから変換していく「ライブ変換」をOFFにする
- 日本語入力時でも数字を半角で入力するように設定する
以上の５つです。
どれも簡単な設定で完了しますが、これだけ設定をするだけで、驚くほどスムーズに入力ができるようになります。
WindowsからMacへ乗り換えた人、またはこれから乗り換えようと思っている人は参考にしてみてください。
戸惑う「入力方法」の違い。とはいえ慣れるまで時間をかけるのも嫌…
Macを実際に触ってみて、想像以上に使い勝手が違いすぎて、びっくりしました。
購入前までは、
「Macといっても同じPCだし、直感的に使えるだろう」
などと思っていたのですが、Macが手元に到着して電源をいれたところで、僕自身がフリーズしてしまいました。
何をどう触ったら、動き出すのか全く分からなかったのです。
その中でも、一番戸惑ったのは、キーボードから文字を打ついわゆる「入力」が全然勝手が違ってスムーズに文字入力ができないことでした。
毎日5000文字以上を入力している僕にとって、キーボードからの入力にこれだけストレスがかかると、正直購入早々、
「もう、Macは使えない」
とあきらめたくなるほどでした。
いつも何倍も「文字入力」に時間がかかってしまうというのは、ちょっと厳しいですね。
Macに慣れたユーザーならそれが当たり前で、逆にWindowsを使うと使いにくく感じるのかもしれません。
とはいえ、Macの入力方法に慣れるまで時間を費やすのも非効率だなぁと思ってしまいます。
そこで、ここは意地を張らずに割り切って、MacでもWindows風に使える設定に変えて使ってしまおうと思い立ちました。
いろいろ設定方法を調べてみて、ようやくしっくりくるような使い方になってきたのでご紹介したいと思います。
「Windows」から「Mac」へ乗り換えたら、やっておきたい５つの「キーボード設定」
その① ファンクションキーでカタカナ変換・半角英数字変換が出来るようにする
僕がWindowsでかなり多用するキー操作が「ファンクションキーでの変換」です。
ファンクションキーとは、キーボードの上部に並んでいる「F1～F12」までのキーのことです。
これ、意外と知らない人もいるかもしれませんが、Windowsでは、日本語入力の時に
- F7を押すと「全角カタカナ」に
- F8を押すと「半角カタカナ」に
- F9を押すと「全角英数字」に
- F10を押すと「半角英数字」に
変換されます。これがとても便利で、特に「F7」と「F10」は頻繁に使うキーです。
例えば日本語入力モードで、「M・A・C」と入力すると「まｃ」と表示されてしまいます。
そこで、「M・A・C」と入力してから「F10」を押すと、
「mac→MAC→Mac→mac…」と1回押すごとに半角英数の小文字・大文字・先頭のみ大文字…というループで、エンターキーを入力するまで変換されていきます。
ところが、Macはデフォルトではこのようにはなってません。
F10を押しても半角英数字には変換されず、ミュート機能か何かそんな操作がなされます。
なので、これを、Windowsで使い慣れたファンクションキーで変換できる設定にしていきます。
ファンクションキーで半角英数字などに変換できるようにする設定方法は？
この設定は、
システム環境設定＞キーボード＞キーボードから「F1、F2などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」をチェックします。
この設定だけでOKです。
これだけで僕の入力ストレスの半分は軽減された感じです。
その② 日本語入力と英数字入力を1発で切り替える方法
Windowsならキーボード左上にある「半角/全角」キーを押すことで日本語入力とと英数字入力を切り替えます。
Macの場合は、一般的には「⌘command を押しながら スペースキーを押す」で切替できます。
この「押しながら…」が微妙に面倒なので、一発で変換できるように設定します。
日本語入力と英数字入力を1発で切り替えるようにする設定方法は？
キャプスロックキーを入力することで1発変換できるようにします。
この設定は、
システム環境設定＞キーボード＞入力ソースから「CapsLockキーで英字入力モードと切り替える」をチェックします。
この設定は何気に便利です。
その③ エンターキー1回押しで文字を確定する
Macの入力で、最初引っかかるのは「エンターキー」の操作。
Windowsでは、
「入力→スペースバーで変換→エンターで確定」
という流れで文字を入力していきます。
Macでは
「入力→スペースバーで変換→エンターで変換確定→エンターで文字確定」
となって、なぜかエンターキーを1回余分に押さないと文字が確定されません。
これをWindows風に変換したらダイレクトにエンターで確定できるように設定します。
エンターキー1回押しで文字を確定する設定方法は？
この設定は、
システム環境設定＞キーボード＞入力ソースから「Windows風のキー操作」をチェックします。
エンターキーを余分に1回押さなくて済むので、何文字も入力するなら、それだけでかなりの時間短縮になるはずですね。
その④ 文字を打ったそばから変換していく「ライブ変換」をOFFにする
Macで文字を入力していると、文字を打ったそばから勝手に変換されてしまい、思ったように変換されない時のタイムロスがイライラします。
これが「ライブ変換」という機能だと初めて知りました。
でも、なんか入力するそばからウネウネと勝手に変換されていくのが嫌で、この機能をOFFにします。
ライブ変換をOFFにする設定方法は？
この設定は、
システム環境設定＞キーボード＞入力ソースから「ライブ変換」のチェックを外します。
この設定で勝手に変換されていく機能がOFFになって、スッキリ入力できるようになります。
その⑤ 日本語入力時でも数字を半角で入力するように設定
僕のMacbookProはテンキーがありません。
なので、日本語入力中に数字を打ち込むと「全角数字」で入力されてしまいます。
でも、数字を全角で入力することなどほぼ無いので、基本最初から半角数字で入力したいところ。
ちなみに、
全角数字は「１２３４５６７８９」
半角数字は「123456789」
です。エクセルなどのデータ入力はすべて半角数字で入力します。
数字を半角で入力できるようにする設定方法は？
この設定は、
システム環境設定＞キーボード＞入力ソースから「数字を全角入力」のチェックを外します。
これで、データー入力などはストレスなく入力できます。
おまけ：Deleteキーの使い方
おまけですが、Macには「BackSpace」キーがありません。
あるのは「Delete」キーのみです。
Windowsには「BackSpace」キーも「Delete」キーも両方あります。
で、僕は圧倒的に、というかほとんど「BackSpace」キーしか使いません。
なので、Macで文字入力を修正しようとすると、ちょっと戸惑います。
「BackSpace」キーは、カーソル前の文字が消えるのに、「Delete」キーはカーソルの後の文字が消えていきます。
なので、どうもスムーズに文字が修正できませんでした。
Macで「BackSpace」キーのような操作をする場合には「fn」+「Delete」キーを押すことでそのように操作できます。
これには、ちょっと慣れなきゃいけないですね…
まとめ
Macはある意味、Windowsユーザーでも使いやすいように設定させてくれる良心的なマシンだと思います。
設定項目の中に「Windows風～」という項目があること自体、ユーザーフレンドリーだと思います。
「Windows」から「Mac」へ乗り換えたら、やっておきたい５つの「キーボード設定」
- ファンクションキーでカタカナ、半角英数字などの変換を出来るようにする
- 日本語入力と英数字入力を1発で切り替える設定
- エンターキー2回押しで確定→1回で確定へ切り替える
- 文字を打ったそばから変換していく「ライブ変換」をOFFにする
- 日本語入力時でも数字を半角で入力するように設定する
WindowsからMacへ乗り換えると、いろいろ戸惑いますが、使い始めるとMacの使いやすさが分かってきます。
文字入力は自分が使い慣れた設定にすれば問題ないので、ぜひ、WindowsユーザーもMacに触れてみてほしいなと思います。
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