営業職は事務仕事が多い職業です
営業職というと、いつも人と会って話をするというイメージはありませんか?
しゃべることが上手でないと務まらないという印象でしょうか。
確かに、人とのコミニュケーション能力は必要です。
ですが、実は営業職に求められるスキルの最も大事なものは、
「事務処理能力」
なのではないかと思っています。
営業力の話をすると、つい対人スキルの話になりがちですが、実際の業務で一番大きなウェイトを占めるのは、事務作業をこなしていく能力だと感じています。
営業が日常行う「事務仕事」リスト
例えば、営業職が日々の中で行う「事務作業」には何があるか例を挙げてみると
- 見積書作成
- 企画書作成
- 在庫管理表チェック
- 商品プレゼン資料作成
- 会議資料作成
- メール送信・返信
- 稟議書
- 営業日報
- 会議議事録作成
- 顧客管理台帳入力
- 交通費精算書類
- 出張旅費精算処理
- 出勤簿入力
- 活動報告書
- 売上目標シート作成
- 改善報告書…etc
まだまだガンガン列挙できますが、この辺にします。
このような事務作業を苦も無くこなしつつ、時間を有効に使うようにしないといけません。
営業職こそ、事務作業のスキルが高くないといけない職種なのです。
それでも事務処理能力は評価対象にならない…
それでいて、事務作業に関しては一切(あえて一切とします)、営業職の評価対象にならないのもこの「事務作業」なのです。
これだけ事務作業をこなしながら、事務作業のスキルは評価されないというのも厳しい話ですが、この事務作業も「売るため」の作業だと思ってやるしかないですね。
営業職の事務作業をこなす最優先事項は「スピード」だと思っています。
営業が行う事務作業に「キレイさ」「100点の出来」は不要です。
もちろん、間違いだらけの書類を作ることは問題外ですが、間違いがなければ完璧を求めないことです。
とにかく、早くこなしていくことを最優先にしなくてはなりません。
営業の仕事の実際
僕の私見ですが、営業の仕事は
事務作業(会議含む)が7割
移動が2割
後の1割がお客様との対面商談
こんなイメージです。
(あくまで僕の感覚ですが、間違ってないと思います)
事務処理を効率的にこなすコツ
効率的に事務処理をこなすコツは、
- 移動時間に事務処理をこなす
- デジタルツールを使いこなして作業を効率化
- 自分でやらなくていい作業はガシガシ人に振る
- 事務作業のテンプレートを作業ごとに準備しておく
- 常に作業をまとめられないか、不要なものはないかを考える
事務作業の効率化については、また別の記事であらためて紹介したいと思います。
まとめ
営業は、対人コミニュケーションは必須なスキルではありますが、重要なスキルとして事務作業を処理する能力が必要です。
なぜならば、営業の仕事の7割は事務作業で占められるからです。
営業の仕事を選ぶ理由が、
事務仕事が苦手
ということであれば、一度考え直した方がいいです。
営業こそ、事務仕事が苦手では勤まりませんよ!
コメント
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