仕事は出来るのに「人望がない」から出世できない人、たくさんいますよね…
仕事ではしっかり結果を出している。
経験もたくさん積んだ
スキル向上への努力も惜しまない
こうやって書くと、すごく優秀なビジネスマンのように感じますよね。
でも、どれだけ仕事で結果を出しても、成績は自分より劣る同期に出世を追い越されたり、重要なプロジェクトに抜擢されなかったりといった「残念な人」いませんか?
「なぜあいつが出世して、俺は評価されないのだ?」
「成績で差をつけているのに、自分が上に行かないのは納得いかない」
理由は、実にシンプル。
そういうタイプの人には「人望」が無いのです。
人望とは?
goo辞書で検索すると
「信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること」
と書かれています。
人から慕われて、信頼されることが「人望」なのですね。
いくら仕事ができても、「人望」がないと出世もできないし、大きな仕事も任せられないし、独立起業しても誰も応援してくれません。
今回は、
仕事は出来るのに、人望がない人に共通する「たった1つの理由」について解説して行きます。
そして、人から人望を集める人とはどんな人なのかについても書いて行きますので、
「どうも、人からの人望がない」
「仕事で結果をだしているのに、良い評判が立たない」
と悩んでいる人は参考にしてみてください。
この記事を書いた人
この記事を書いた、僕(井ノ口将久)について簡単に自己紹介です。

- 未経験で契約社員として入社したハウスメーカーで半年で正社員、3年で年収1000万円、4年で店長へ
- 仕事をしながら宅地建物取引士、行政書士、FP2級の資格を取得
- 27歳から42歳までの16年ほどは飲食店を経営
- 飲食のマーケティング実績で「日経レストラン」巻頭カラーで特集された経験あり
- 生粋のB級グルメ派
人望がない人に共通している「大きな1つの理由」
人望がない人の理由は、複数あると思います。
- そもそもだらしない
- 仕事ができない
- 嘘つき
- 約束を破る
- 性格が悪い
こういう社会人として、人として「どうか?」という人は論外です。
今回の記事はこういった論外の人については触れません。
人望がないのは当たり前だからです。
こうやって挙げるとキリがありません。
でも、仕事も出来て、性格も至って許容範囲、別に嘘つきでもないのに「人望がない」優秀な人について書いて行きたいと思います。
仕事は出来て、優秀なのに人望がない人の大きな1つの理由、それは、
「損得勘定が判断基準になっている」
これが要因です。
なぜ「損得勘定」が判断基準だと人望を得られないのか?
ビジネスの世界は、当然「利益」を追求していかなくてはなりません。
自分にとって不利なことは避け、有利な選択を繰り返していかなくては成果はあげられません。
なので、仕事が出来る優秀な人ほどこの「損得勘定」がすべての判断基準になりがちです。
もちろん、損得勘定がすべて悪いわけではありません。
そういった感覚も必要です。
ただ、「すべての判断基準」が「損得勘定」になってしまうと途端に人からの信頼は得られにくくなります。
損得勘定で判断されると、自分が体よく利用されてしまうのでは?という猜疑心が先に立ってしまうのです。
利用できる=その人にとってプラスであるうちはいいけれど、いざプラスの要素がなくなるまたは、別のもっと良い要素が出てきたら、あっさり裏切られるという怖さを感じるのです。
なので、損得勘定だけで判断していると見限られると、人望を得ることは出来なくなってしまいます。
では、人望がある人はどんな判断基準で人と接しているのか?
損得勘定が判断基準になっていると人望が得られない。
ならば、人望がある人はどんな判断基準で人と接しているのか?
それは、損か得かという銭金もしくは打算的な判断基準ではなく、
- 正しいか正しくないか
- 好きか嫌いか
- 面白いか面白くないか
こういった判断基準が前面に出ている人が人望を得られます。
もちろん、ある一定の仕事の成果があっての話ですけど。
それは正しいか正しくないかという判断だと、損はするかもしれないけど正しくないことはしない。
とか、正しい方法でしかやらない、たとえ不利になっても。
好きか嫌いかという判断だと、好きならやるし、嫌いならやらない。すごくシンプルですね。
面白ければやるし、面白くなければやらないというのも好き嫌いに似ているかもしれません。
ただ、これは嫌いなことでも面白くなりそうならやる、という感じはありますね。
打算的な判断基準ではない基準で仕事をしている人は人望を得られます。
もちろん、この判断基準でさらに損得が絡む仕事でも結果を出すことになるので、ハードルは高いですけど。
損得勘定で仕事をしている人は結局「損する」
例えば
「〇〇をして俺に何のメリットがある?」
「あいつに何か貸しを作っておけば後で有利かも」
「なんのメリットもないから誰かに振ろう」
こんな考えしかない人では、安心して信頼できません。
損得勘定で物事を判断して、他人を利用している気になっている人も、じつは人からいいように利用されて終わりです。
その人に利用価値がなくなったら、人は離れていくのです。
結局、自分が「損」するだけなのです。
まとめ
仕事は優秀なのに、なぜか「人望がない」と悩んでいる人へ。皆から慕われない「大きな1つの理由」とは?
それは
「損得勘定」が判断基準になっているからです。
損か得かを考えるよりも、自分の判断基準の「軸」「芯」を作った方が結局プラスになるということです。
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