働きながら勉強することの困難さ
働きながら資格試験にチャレンジ。
スキルアップのための自己研鑽。
これらは、分かっちゃいるけど、なかなか実践できないことですよね。
勉強しようと綿密に計画を立てても、いざ始めてみると1週間と続かずに挫折。
この仕事が一段落したら…
この繁忙期が過ぎたら…
来年度こそは…
そんなループをぐるぐる回ったりしてませんか?
朝早くから夜遅くまで仕事をして、クタクタになって帰ってきて、さぁ、勉強!とはなかなかならないものです。
また、土日の休みにまとめて勉強しようと思っても、友達からのお誘いだったり、家族サービスだったりと、それはそれで予定がドンドン入ってきてしまいますよね。
そんな人のために、今日は「社会人が勉強時間を確保するコツ」をお話ししたいと思います。
働きながら、しかも独学で難関資格を突破した理由
本文へ行く前に、ちょっとだけ僕自身のことをお話しします。
僕は、記憶力が低下する(?)と一般的に言われる40歳を過ぎてから国家資格を3つ独学で取得しました。
- 宅地建物取引士
- 2級ファイナンシャルプランニング技能士
- 行政書士
FP2級はさほど難易度は高くないですが、宅地建物取引士はそれなりに難関試験だと言われています。
行政書士も法律系の資格で、学習時間が800時間~1000時間は最低必要と言われている難関資格です。
僕は、この3つの資格を3年半ほどの間にすべて取得しました。
もちろん、まったくの初学者、何も知らないところからのスタートです。
その間、仕事もハードにこなしていましたので、休みはほぼ無し。
(会社は休めと言っていましたが、あくまでも自主的に仕事。念のため)
年収もそのころに1000万円を超えました。
つまり、仕事はツメツメでやって、なおかつ資格勉強もしていたということです。
もちろん、かなり頑張ってやりましたが、特別なことをしていたわけではありません。
これからお話しすることから始めていったというのが本当のところです。
社会人が勉強時間を確保するためのコツ
結論から言うと、それは「まとまった時間を取ろうとしないこと」これに尽きます。
働きながら勉強をしようと思うとつい、
1日1時間づつやって、土日は3時間づつ…みたいな思考で考えてしまいます。
ただ、これは絶対に長く続けられません。
よほど本業の仕事が暇だったり、通勤に時間がかからなかったりするならいざ知らず。
最初の2~3日はいいかもしれませんが、それ以上は苦痛だし、そもそもそんなに時間が確保できないと思います。
勉強というとしっかり時間を確保して、机に向かってペンを走らせるものという思い込みはありませんか?
それが、多くの人が勉強から遠ざかる原因なのです。
おススメは1日5分。たったこれだけ。
僕がおススメするのは、1日5分。
これだけを毎日するということ。
え?それだけ???
と思いましたか?
はい、それだけです。
試しに、毎日5分だけの勉強を1ヶ月続けてみてください。
いいですか、例外なく毎日続けて1ヶ月ですよ。
今日は残業で遅くなったからとか、今日は飲み会で午前様になったからとか、イマイチ体調がすぐれないからとか、そんな言い訳一切なしです。
毎日5分だけ。5分以上やってもダメ。
昨日の分とまとめて10分でもダメ。
毎日5分きっかりを1ヶ月続けてください。
おそらく。
・・・きっと、ほとんどの人が達成できないと思います。
5分をナメてはいけません。
1日5分。これを毎日続ける。これの難しさを実感してほしいです。
そして、この毎日5分を達成した人は、きっとこのパワーがヒシヒシと理解できるはず。
この5分ができないのに、毎日1時間とか、絶対無理ですよね。
社会人が勉強時間を確保するコツなんて、そんなものです。
5分ってすごくて、普通の人なら2000文字~3000文字程度の文章が苦も無く読めてしまいます。
原稿用紙で5枚~7枚程度です。
これを5分で読めるのです。
毎日続けたら、1か月後には6万字~9万字
一般的なビジネス書が8万字~10万字と言われてますから、毎日5分あれば、資格試験の本1冊近くは読めてしまう計算です。
とは言え、徐々に勉強時間を延ばしていくべき
コツは1日5分なのですが、いつまでも5分だけでは期間が長くなってしまいます。
毎日5分が続けられるようになったら、少しづつ時間を延ばしていきましょう。
休みの日などに30分だけ長めに勉強するとか、そんな感じでいいです。
勉強の癖がついていれば割とそこからは楽に勉強できると思います。
まとめ
働きながら資格を取りたい!社会人が勉強時間を確保するためのコツは、少しの時間を毎日繰り返すこと。
立ったままでも、寝転んだままでもいいです。
少しの時間の積み上げがやがて勉強の習慣を作っていくのです。
なかなか勉強が長続きしない社会人の方は、一度、1日5分を試してみてください。
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