年下上司と上手に付き合うための心構え

コミュニケーション・スキル
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年下上司にムカつくことが少なくなると、ストレス低減になります

上司が自分より年下である割合は、40代で約2割。50代では約6割もいるそうです。

自分より年下の者が偉そうに指示を出してくる事に、「ムカっと」くることも頻繁にあるようですね。

今回はそんな年下上司と上手に付き合うための心構えについてお伝えしたいと思います。

この記事を読めば、年下上司だからといってムカつくことも少なくなり、業務上のストレスが低減できると思います。

また、今「年上部下」を抱えている若い人も、いずれは年下の上司を持つ身になるかもしれませんので、将来の参考になるかと思います。

私も10歳年下の上司に仕えてました

僕が住宅営業の世界に未経験で飛び込んだのが42歳の時でした。

当然未経験の契約社員(当時)なので、一番ペーペーでした。

その時ついた直属の上司は5歳年下で、その上(店長)は僕より10歳も年下でした。

なので、年下上司に仕える気持ちはよく分かります。
僕はその年下上司から割と可愛がられて、随分よくしてもらいました。

今回の記事を書くにあたって、僕の経験が少しでも、年下上司にストレスを感じている人の役に立てればと思います。

「誰が言ったのか」というバイアスを捨てる

年下の上司と付き合う上で大事な心構えとしては、「誰が」という意識を捨てることです。

実は、これは年下上司との対応だけではなく、仕事をしていく上での大切な思考法にもなります。

なぜならば、

「誰が」というのは強烈なバイアス=先入観・偏見だからです。

つまり、同じ内容の発言でも「誰が」言っているかによって印象が変わってしまい、受け取り方が変わってきてしまうということです。

仕事上の指示で同じことを言われても、年下の上司が言った場合と、年上の上司が言った場合とでは、受け取り方が違ってきてしまいます。

ということは、年下の上司が言ったということを意識せず、言われた内容だけにフォーカスすることが出来れば、年下の上司へのストレスもグッと少なくなるはずですよね。

仕事をしていく上での大切な思考法と言ったのも、この「誰が」バイアスは生産的な(または革新的な)仕事をしていく上での障害になります。

歴史上の偉人は「誰が」バイアスがなかった!

例えば織田信長。

農民出身の豊臣秀吉を武将に抜擢したのは有名ですね。

農民が言うことなど…と言っていた「誰が」バイアスを持った普通の戦国武将なら、豊臣秀吉は歴史に名を残さなかったでしょう。

八代将軍・徳川吉宗。

ご存知「暴れん坊将軍」様ですが、この方も「足高の制」という下級武士でも優秀な人材を登用するシステムを実行しました。

こういった「誰が」バイアスがないことが実利をあげるには欠かせない思考法だと言えます。

年下の上司が言おうが、入社したての新人が言おうが、窓際に追いやられているベテランが言おうが、食堂のおばちゃんが言おうが、その言った内容にだけフォーカスする。

一切の先入観を捨てることが出来れば、仕事の成果も「うなぎのぼり」だとは思いませんか?

年下上司と上手に付き合うための心構え

すなわち、「誰が」バイアスを捨てて、素直に受け入れる。

僕も42歳で営業の世界に入った時は、上司が年下でも構わず、すべてを吸収してやろうとガツガツしてました。

おかげで、4年も立たないうちに立場が逆転して、僕が当時の上司の上司となることが出来ました。

こういうことも営業の仕事の醍醐味ですね!

コメント

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