会社内での序列で迷ったことはありませんか?
昭和の時代にあった年功序列の仕組みも、今はほとんどの会社が採用してない状態になりました。
そのため会社内では、社歴や年齢に関わらない人事が行われるようになっています。
年功序列で人事が回っていたころは、社歴と年齢と役職が相関関係にあったので、社内の序列も分かりやすかったです。
しかし、今は年下の上司もいれば、年上の部下もいる。
また、転職も昔に比べて当たり前になってきたので、より複雑な序列関係が出来上がります。
今日は、正しい会社内での序列と、その対応方法について解説したいと思います。
42歳の下っ端新人を経験して
僕が住宅営業の世界に入ったのが「42歳」の時。
当然、中途入社した時は一番下っ端でしたが、チーム内のほとんどが年下の先輩でした。
いわゆる42歳の中年の業界未経験の下っ端新人だったわけです。
僕自身は、新しい仕事で未知の世界でもあったので、年下の先輩がいても特に何とも思いませんでした。
ただ、後から聞くと当時の先輩たちはちょっとやりにくかったとのことです。
何せ、ちょっと前まで会社を経営していたような者がいきなり自分の下に付くわけですから、やりにくかったことと思います。
その後先輩たちを飛び越えて「役職者」に
それから4年半ほどで、チームのリーダー(モデルハウスの店長)になったので、一気に役職をごぼう抜きにした格好になります。
(自慢のように聞こえたらごめんなさい。でも事実なので・・・)
この時も、別に僕は何も変わらなかったし、年下であっても入社以来お世話になっていた先輩たちには、先輩として接していましたが、これまた、当時の先輩たちはやりにくかったようです(笑)
当時、僕が所属していたハウスメーカーは、完全な成果主義であったため、年齢や社歴に関係なく実績のある人間を上の役職に就けることを徹底していました。
そのため、会社から社員の序列のガイドラインが出ていました。
正しくは「役職>社歴>年齢」の順
結論から言うと、
- 役職
- 社歴
- 年齢
この順番で序列が決まっています。
つまり、会社でのキャリア順に序列が決まるということです。
会社の序列といのは、主に対外的な対応のために存在することが主ですので、当然と言えば当然です。
パーソナルな属性より、会社での属性を優先することになります。
まず、最優先なのは「役職」
より役職が上の方が序列的には上になります。
役職で差が無ければ、社歴。
その会社での在籍年数により決まります。
年齢は、特に気にすることはないかなと思います。
ただ、もちろん社会人の一般常識として、年上の人に対する言葉とかは普通に気を付ければいいぐらいです。
とは言えそこまで気にする風潮は少なくなってきました
そうは言っても、そこまで役職が上だから…とか、社歴が長いから…とかを気にする風潮は少なくなってきました。
中途で入社される人が前職で積んだキャリアを全く白紙にして、新しい環境で働くか?と言えばそうでもなく、今まで培ったノウハウや経験を尊重することが多いかと思います。
なので、知識として「役職>社歴>年齢」を覚えておけばいいぐらいかとは思います。
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