副業→独立の時に失敗しない法則
今回の記事では、独立起業する時に失敗しにくくなる4つのポイントを紹介します。
4つのポイントを押さえて起業をすれば、リスクも低く、新しいビジネスが軌道に乗りやすくなると思います。
ちなみに、僕は過去に2回独立起業を経験してます。
1度目は16年間頑張ったものの、最後はボロ雑巾のようになって破産しました。
それを踏まえて2度目の起業をしています。
なので、これから起業をしようとする人には、失敗を反面教師に、今の成功を体験としてお伝え出来るかと思っています。
大企業神話はもはや過去のもの
今や副業が当たり前の時代になってきましたね。
会社員でありながら、空いた時間にプログラミングエンジニアとなったり、アフィリエイトをしたり、週末だけ店舗オーナーとして稼いだり。
副業の考え方も一般的になってきたように感じます。
徐々に副業からの収入も安定してくると、いよいよ独立起業を考える人も出てくるのではないでしょうか?
昔は出来るだけ大きな会社に入社したら、一生安泰!の時代もありました。
年功序列の終身雇用ですね。
今となっては、もはや過去の話。
今は会社が一生涯の面倒を見てくれる時代ではなくなりました。
スモールビジネスが新しい可能性をもってきた時代です。
昔より個人が独立しやすくなりました。
昔は独立となると、法人を作るだけでも資本金の縛り(1000万円)、役員の縛り(確か3人以上)があるので、そう易々とは独立開業など出来ませんでした。
今は資本金も法律上は1円から大丈夫だし、役員も自分1人で大丈夫になりました。
これから起業したいなぁと思っている方にとっては良い時代ですね。
とは言え、起業にはリスクが有ります。
下手をすればすぐに倒産もしくは廃業、ひどいと自己破産にもなってしまいます。
そうならないために、出来るだけ失敗のリスクを減らした起業を考える事が大事です。
今回の記事で紹介する「4つのポイント」を押さえておけば、失敗のリスクをグッと減らすことができます。
ポイント① 固定費をかけない
固定費とは、毎月必ずかかってくる費用のこと。
分かりやすいところで言うと、事務所の家賃などが当たります。
もし、自宅の一室で仕事ができるのなら事務所など借りずに、自宅で仕事をするべきです。
店舗ビジネスをやるにしても、極力低家賃で、低コストで造作できる物件を探しましょう。
独立するとビックリするぐらいいろんなものを売りつけに営業マンがやってきます。
ホームページだったり、玄関マットだったり、電飾看板だったり、顧客管理システムだったり。
それら全て「月額〇〇円」のような定額制だったりします。
ひとつひとつは数千円〜数万円さほど高額ではないので、つい契約してしまいがちですが、本当に必要なもの以外は全て断りましょう。
独立当初は、売上がすぐには立たなかったりするので、こんな少額な固定費でもジワジワと負担がのしかかってきます。
ポイント② 在庫を抱えないビジネスを選ぶ
モノを売る前に仕入れないといけない、または作らないといけないビジネスはリスクが高いです。
在庫は経費計算上は「資産」となりますが、実際はただの「負債」です。
負債を抱えてのスタートアップはマイナスからのスタートとなるので、リスキーですね。
では、在庫を抱えないビジネスとは?
例えば、プログラミングエンジニア、不動産仲介業、アフィリエイター、コンサルタント、保険業、士業などでしょうか。
在庫を抱えないビジネス=低リスクなビジネスと考えて下さい。
ポイント③ 粗利額が高いビジネスを選ぶ
粗利の額は大切です。
勘違いしてはダメなのは粗利の率ではなくて粗利の額が大切ということです。
粗利額が高ければ、1回の取り引きで入ってくる額が大きいので潰れにくくなります。
例えば、販売価格が100万円で粗利率が40%だと、粗利額は「40万円」です。
対して販売価格は50万円で粗利率が60%だと、粗利額は「30万円」です。
粗利率だけ見ると、40%と60%ですが、手残りの額は40万円と30万円です。
手元に残るのが多い方が絶対に経営は楽になります。
なので、粗利率ではなく、粗利額が高いビジネスを選ぶべきです。
ポイント④ 入金のサイクルが早いビジネスを選ぶ
販売から入金までのサイクル(サイトと言います)が、出来る限り早いビジネスを選ぶべきです。
本来は販売と同時に入金というのが理想ですが、現金商売でもない限り難しいかと思います。
なので、例えば支払いを分割して中間金で何割か入金してもらう仕組みにしたり、前受金でもらったりと、なるべく早くお金を回収出来るようにすることを考えましょう。
請求は早目に、支払いは遅めにが商売の基本です。
体裁は後からでも整えられる
起業すると、つい立派な事務所を構えたくなるし、どうせなら良いモノを揃えたくなる気持ちも分かります。
でも、とりあえずお金をかけずにミニマムで仕事をする事を考えましょう。
事務所や設備などは、新しくビジネスが軌道に乗って、お金が回るようになってからでも十分整えられるものです。
独立起業を考えている人は、ぜひ今回の4つのポイントを押さえて起業して下さい。
起業をする時に押さえるべき4つのポイント
① 固定費をかけない
② 在庫を抱えないビジネスを選ぶ
③ 粗利額が高いビジネスを選ぶ
④ 入金のサイクルが早いビジネスを選ぶ
リスクはなるべく低く押さえる思考が大切です。
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