【コラム】成長するために不可欠なたった一つのこと

コラム
スポンサーリンク

自分の成長に貪欲な人と無関心な人。。。

歳を重ねていけば重ねるほど、ビジネスマンとして、人間としての成長を意識するようになってきたと感じます。

不思議ですね。

若い頃の方が圧倒的に成長する「伸びしろ」は多いはずなのに、その頃は自分が成長することなんてほとんど頭にありませんでした。 それが、経験や失敗、時おり成功体験などを重ねて、自分が成長することを常に頭のどこかに置いておくような生活になってきました。

今よりもっと。来年はもっと。5年後はあそこまで。

ちょっとずつ、時には大きく自分のステージを上げていくことに一生懸命になっていることに気がつきます。

ただ、残念ながらこの成長欲求は誰にでもあるものではないようです。 事実、僕の周りでもその年齢に関係なく成長欲求のない人が少なからずいます。

自分の成長に対して貪欲な人とそうでない人の間には、法則のようなものがあって、成長欲求がない人は一生無いままで終わっていくようです。

対して成長欲求がある人はいくつになっても成長したいという気持ちが萎えることはないというのが僕の感じたことです。

その違いはどこからくるのでしょうか?

自分の成長に貪欲な人は「成長」の味を知っている人

自分の成長に貪欲な人と無関心な人の差は、ズバリ「成長」味を知っているかどうかにかかってると思います。

過去に一度でも自分が大きく「成長」できた人は、いくつになってもその時の達成感などが忘れられず、常に成長をしようと努力するのです。

一方、過去に成長体験の無い人は、その味がわからないので、成長に対してそこまで執念を持てないのでしょう。

自分の成長はまるで麻薬のような中毒症状があるのではないかと思います。

自分の成長した体験がある→その味を忘れられずにさらなる成長に向けて努力する→また成長して達成感を味わう→またまたさらなる成長へ向けて努力… というループになっていくのです。

対して、成長した体験がない→成長することにさほど興味がわかない→成長するための努力の仕方が分からない→何もしない→劣化していく日々→さらに成長への興味が遠のく… まさに負のループですね。

つまり、人生一回でも自分が大きく成長した経験があると、それからもどんどん成長していけるループに入れるというわけです。

長い人生、この差は大きいと思いませんか?

成長するために不可欠なたった一つのこと

では、何かしら一回でも成長する体験を積むしかないのですが、それには不可欠なことが一つあります。

逆に、このたった一つのこと無しには成長などあり得ないとも言えるのです。 では、その不可欠なこととは何か?

それは「限界以上に負荷をかけ続ける時期を乗り越える」ということです。

現代社会は負荷をかけずに生きていくことを奨励している風潮があります。 残業はダメ、有給はしっかりとる、働き過ぎはNG、上司からの叱責も責任問題など。

できるだけ負荷をかけずに仕事をしよう、生きていこうという感じですね。 こういうことを言うと「昭和の時代かっ!」と非難されそうですが、ここはあえて言います。

負荷をかけずに生きていきたい人を批判するのは間違っているけど、人の何倍も働いて仕事を覚えよう、自分の夢を実現しようという人の行動を制限するのもまた間違っていると。

僕が成長を感じたのは、住宅営業で文字通り朝から深夜まで、休みもろくに取らずに2年間仕事に没頭した時期なのです。 そこで多くの失敗や挫折を経験しながら仕事の感覚を掴んでいったという感じです。 自己破産をした後だったので、それだけ切羽詰まった状況だったし、その仕事で結果を出さないと後がない状況なのと、自分の失敗を取り返したいという一心で負荷をかけていたのです。 結果的にそれが、今でも僕の中で財産になっています。

ある意味限界を超えた負荷をかけ続けた時期です。 でも、その当時を振り返っても「ツライ」と思ったことはありませんでした。

もちろん、他人から負荷を強制されるのは間違っています。 あくまでも自分がそうしたいから。 人の何倍も働いて、何倍も勉強して、自己実現をしていくのです。

まとめ

人が成長するためには、どこかで大きく負荷をかけて成長体験を積む以外に方法はないように思います。

一度でも成長する体験を積めば、それ以後も成長欲求が衰えることはないので、どんどん新しいチャレンジができるようになると思います。

成長するために不可欠なたった一つのこと。 それは「限界以上に負荷をかけ続ける時期を乗り越える」こと。

負荷をかけて生きることを怖がらず、とことんやってみるのがいいと思います。 その先に成長した自分がいることを信じて。

コメント

タイトルとURLをコピーしました