【マイホーム間取り】リビング階段をオススメしない3つの理由

マイホーム・不動産
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人気の「リビング階段」意外と後悔ポイントなの知ってますか?

マイホーム購入の時に、人気の間取り「リビング階段」

お子様がいる家庭では特に強く要望されることが多いですね。
2階にお子様の部屋を設定する場合が多く、その場合

「子供が帰宅したらリビングを通って(親に顔を見せて)自分の部屋へ行かせたい」

そういう要望です。

実際に今の分譲住宅(建売り)の間取りを見ても、ほとんどが
「リビング階段」になっています。

ただ、この「リビング階段」は、住んだ後に「リビング階段にしなければよかった…」という後悔の声の多いポイントです

今回は、

マイホーム購入、マイホーム建築の時に
「リビング階段」をオススメしない3つの理由について解説していきます。

なぜ「リビング階段」は住んだ後に後悔することになるのか?
なぜ期待外れになってしまうのか?

これからマイホームを考えている人の参考にしてもらえればと思います。

間取りを考える上でのオススメ書籍も紹介してますので合わせて参考にしてみて下さい!

2年目訪問の時に「リビング階段」の不満をグチられる…

僕がハウスメーカーの営業をしていた時、注文住宅だったということもあり、ほとんどのお客様が「リビング階段」を希望されていました。

リビングから2階に上がる階段が伸びているという間取りですね。

昔(昭和のころ)は、階段は玄関脇から伸びている間取りが多く、リビング(昔は応接間)とか居室(和室など)とは完全に区切られていました。

平成に入ってから、リビングから2階へ上がる間取りが増えたのは、主にスペース的なムダを失くすというのが目的だったのではないかと、僕は考えています。

玄関脇に階段を持ってくると、どうしても玄関ホールや廊下のスペースを作らなくてはいけないので、それだけ延べ床面積が増えてしまいます。
または、リビングなどの居室が狭くなってしまうとも言えますが。

そこから冒頭でも書いた
「2階へ上がる子供の顔を見て…」
というような理由も言われ始め、リビング階段が主流になったのだと思います。

ただ、このリビング階段は、住んでみると非常に不便というか、不快というか、使い勝手が良くないというか、とにかく

「リビング階段なんて、やめときゃよかった」

というグチをよく聞きました。
特に引き渡して2年目ぐらいのお客様からよく、グチられます(今でも…)

リビング階段をオススメしない3つの理由

では、リビング階段をオススメしない3つの理由を解説していきます。

1つ、最初に言っておきます。

リビング階段を全否定しているわけではありません。
今日解説するデメリットを理解した上で採用されるなら全然OKです。

リビング階段は、ホールや廊下などのスペースを少なくして、居室の面積を最大限に活用できる間取りになります。
なので、リビング階段派の人もぜひ、読んで頂き参考にして頂きたいです。

オススメしない理由① 寒くて暑い

リビングの横から階段が伸びているわけですから、
冬は2階の冷気がリビングに降りてくるし、
夏はリビングのエアコンが効きにくいことになります。

つまり、リビングが「寒くて暑く」なりやすいのです。

高気密高断熱住宅であっても、やはりリビング階段は
寒さ暑さに弱い間取りになります。

特に、階段の近くにソファーとかを置くようなレイアウトにしたら、
リビングで快適に過ごせなくなる可能性があります。

オススメしない理由② 音が気になる

「リビングには大型のテレビを置いて、夜中に映画やライブ映像を大音量で楽しむ…」

そんな憧れを持った方が多いですが、それをやると、確実に2階の部屋から苦情(?)が出ます。

音は階段スペースを抜けて2階の部屋まで届いてしまうのです。

せっかく広いLDKに大型液晶テレビを設置したのに、夜はヘッドホンで、なんてことがおきちゃいます。

音は、意外とストレスになるので、リビング階段を希望される場合は気を付けなくてはなりません。

オススメしない理由③ のんびりくつろげない

お子様が年頃になって、友達が遊びに来たりすると、出入りの際に絶対にリビングを通らなくてはなりませんよね。

そうなると、お父さんがパンツ1枚でのんびりビールを。。。という訳にはいかないようです。
特に女のお子様の場合は、いつ友達が降りてきてもいいように、いつ友達が上がり込んできてもいいように、ピシッとしていなくては!と思うと、お父さん・お母さんはのんびりくつろいでいられませんよね。

「うちは、気にしないから大丈夫」

という声もあるのですが、実際にはこの「くつろげない」というグチが多いです。

間取りを考える「オススメの書籍」

このように、
「人気の間取り」
が必ずしも住みやすいという訳ではありません。

時代の流行りに流されずに、自分の家族のライフスタイルに合わせた間取り選び、間取りづくりが重要ですね。

間取りを考える上で参考になる書籍を紹介します。

「理想の家は3軒建てないと実現しない」

昔から言われている格言ですが、さすがに一生のうちに3軒の家を建てるのは「キビシい」ですよね。

ならば、出来るだけ一発必中で理想の家を建てちゃいましょう。

オススメ書籍①

「間取りの方程式」

心地よい空間づくり、暮らしを愉しくする間取りづくりに欠かせない「プロのやり方」を、25の視点でセオリー化した、家づくりの“公式”ルールブックという書籍です。

オススメ書籍②

「間取りのお手本」

全国4000軒以上から選んだ人気間取りを大解剖。
6つのインデックス付きで「どう暮らしたい」?から引ける便利な間取りの入門書。

オススメ書籍③

「小さな家の間取り解剖図鑑」

小さくても、のびのびと居心地よく暮らすキモはが分かる本。
大きければ住みやすいは大間違いという前提で、小さな家なら日々の掃除、炊事、洗濯などの家事、建物のメンテナンスも、ラクにこなせるというのが面白いです。

まとめ

人気の「リビング階段」もしっかりデメリットを考えないと後悔します。
家は建ててしまうとなかなか変更できないもの。

リビング階段をオススメしない3つの理由

・寒くて暑い
・音が気になる
・のんびりくつろげない

事前に想像を練り上げて、理想のマイホームを手に入れましょう。

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