伝わる言葉の基本「PREP法」とは?

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人に何かを伝えるって難しいなぁ

自分が思っていることと全く違うように誤解されちゃったり、うまく伝えられないよね…

そういう時は「PREP(プレップ)法という「型」に当てはめて伝えるとすごく伝わりやすくなりますよ!

仕事でもプライベートでも「PREP法」をマスターすれば簡単に伝わる

人に何かを伝えるというのは難しいですよね。

仕事でもプライベートでも人に何かを伝えようとしても、自分の思い通りに伝わらないことって多くないですか?

むしろ、他人にどうやって自分の考えや意思を伝えられるかということが、仕事の大半を占めていると言っても過言ではないです。

プレゼンでも商談でも、相手に自分の言いたいことを正確に伝えて共感を得る作業ということになるし、恋愛においても相手に誤解なく自分の気持ちを伝えることに多くの労力を割いています。

どうやって相手に自分の考えを正確に伝えるか?

これがマスターできればコミニュケーションの悩みの大部分は解決してしまいます。

人に伝わる話し方(書き方)をマスターしたい人に伝える基本のフォーマット(型)があります。

それが、「PREP(プレップ)法」と呼ばれるフォーマットです。

つまり、このPREP法というフォーマットに当てはめて伝えるだけで、相手に分かりやすく正確に自分の考えていることや意思が正確に誤解なく伝わってしまうという優れたフォーマットです。

しかも、PREP法は決して複雑なものではありません。
誰でも簡単に覚えられて、ある程度練習すればすぐにマスターできてしまいます。

この記事では、PREP法とはどんなフォーマット(型)なのかということを解説して、誰もが簡単に自分の考えを正確に伝えられる参考にしてもらいたいと思っています。スペーサー

PREP法とは?

PREP法とはどういうものでしょうか?

これは、Point、Reason、Example、Pointという4つの英単語の頭文字をそれぞれ取って
「PREP」と言われているものです。

シンプルにこの「Point、Reason、Example、Point」の順番で文章を書いたり、話したりすれば相手に伝わってしまうという方法となります。

元々は文章で伝える技術だったようですが、もちろん話し言葉にも応用できます。

僕は、住宅営業の仕事を始めた時には全く人に伝わる話し方が出来ませんでした。

話せば話すほど、自分でも何を言っているのか、何が言いたかったのか分からなくなってしまうという迷宮に迷い込んでしまうタイプでした。

何かを話し始めると、その言葉についての解説をして、たとえ話を盛り込んで、話が脱線して、余分な情報を付け加えて…と何がなんやら分からないような内容になってしまっていました。

悩んだ挙句、人に伝わるような「話し方」や「文章」のことを調べ始めました。
そこで、出てきたのが「PREP法」というわけです。

調べてみると、とてもシンプルな方法だったので、

「これならマスターできそう」
と思って練習し始めたのがキッカケです。

実は、今でもこのPREP法で人に説明したり、メールを書いたりしています。

人からは「説明が分かりやすい」と言われることも増えてきましたので、このPREP法は色あせない基本だと感じています。

では、その「Point、Reason、Example、Point」をそれぞれ解説していきましょう。

今回は、広告に対しての自分の考えを相手に伝えるという設定で例題を使って解説していきます。

「P=Point」・結論

最初の「P」はPoint、つまり結論です。
「結論から先に言うと…」と口癖のように言う人がいますが、まさにそれです。

まずは、結論から先に話します。

例えば、

「私は広告については印刷媒体よりもネット広告の方が良いと思います」

というように、広告はネット広告が良いという結論を先に話す(書く)のです。

「R=Reason」・理由

次の「R」はReason、これは理由です。
結論を先に言った後、その結論に至った理由を述べます。

例えば、

「なぜなら、メインの顧客層である20代~30代の人は印刷媒体よりも圧倒的にネットを見る機会が多いからです」

というように、なぜ印刷媒体よりネット広告が良いと思ったかという理由を述べるのです。

「E=Example」・事例

そして3つ目は「E」でExample、事例、具体例などです。
結論とその理由を言った後、それについての事例を挙げます。

例えば、

「20代~30代のネット視聴時間は1日平均1時間20分なのに対して、印刷媒体を見る時間は平均7分程度というデータがあります」 
(※このデータはあくまで架空のデータです)

というように、結論・理由を述べた根拠となる事例を述べます。

「P=Point」・結論

そして、最後にもう一度冒頭で述べた結論を言って締めくくります。

例えば、

「なので、私は広告については印刷媒体よりもネット広告が良いと思います」

この流れです。

事例を続けて書いてみます

上記で書いた事例を続けて書いてみます。

私は広告については印刷媒体よりもネット広告の方が良いと思います。
なぜなら、メインの顧客層である20代~30代の人は印刷媒体よりも圧倒的にネットを見る機会が多いからです。
例えば20代~30代のネット視聴時間は1日平均1時間20分なのに対して、印刷媒体を見る時間は平均7分程度というデータがあります。
なので、私は広告については印刷媒体よりもネット広告が良いと思います。

このようになります。

こうやってみると、スッキリしていて分かりやすいですよね。
これがどれだけ長い文章などになっても基本構造はかわりません。

結論のポイントがいくつかあったり、事例が多岐に渡ったり、そういうことがあったとしても
「PREP」の基本構造は変わらず組み立てていけます。

もちろん、複雑な構成にするのはもっと慣れてからでいいですが、この基本の「PREP法」をしっかりマスターすれば、どんなことも分かりやすく伝えられるようになります。

まとめ

分かりやすく伝えるためには、「PREP法」というフォーマットが簡単で誰もマスターできるのでおススメです。

仕事でもプライベートでも、このフォーマットで話したり、文章を書いたりして普段から意識してみてください。

驚くほど人にものが伝わりやすくなります。

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