僕は「速読」ができない。そんな僕でも月に5冊読むことが出来る3つの裏技

コラム
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年間300冊以上読む「読書家」には及ばないものの、月5冊=年間60冊読む「僕の読書法」

僕は、根っからの「遅読家」です。

もう、本当に読むのが遅い。
学生時代は、それこそ、文庫本1冊読むのに2ヶ月近くかかってしまって(文学部のクセに…)、まったく授業にも追いつけなかった記憶があります。

小難しい本を読むのが遅いのではなくて、とにかく文字を読み込むのが遅いのだと思います。
マンガも読むのが遅くて、ジョジョの奇妙な冒険全63巻を読破するのに、半年以上かかってしまったという経験もあります。
毎日2時間ぐらい読んでいたのに、です。
本当に、遅いですね。。。

年間300冊以上読んでいる「読書家」の人にひそかに憧れているのですが、到底及びません。

そんな僕でも、今は月5冊ぐらいの本はコンスタントに読んでいます。
年間に換算すると60冊ほど。

まぁ、読書家とは呼べないレベルですが、日本人の平均読書数は、年間12~3冊と言われていますので、それよりは5倍以上の数字です。

今回は、
僕のような「遅読家」が年間60冊程度は読めるようになる「僕の読書法」をご紹介します。
とても「速読家」でも「多読家」でもありませんが、月に5冊、年間60冊読めればギリギリ世の中の知識層についていけるのでは?と勝手に思っています。

年間60冊とは言わずとも、月に2~3冊は読めるようになりたいな、と思う遅読家には参考になるのではないかと思います。

速読モンスター

速読は難しい?フォトリーディングにもチャレンジしたけど…

30代になった時に、さすがにもう少し早く本を読んでいきたいな、と思って速読の本などをゆっくりと読んでみたことがあります。
その時に読んだのは、ポール・R・シーリィさんが書いて、日本のマーケッターのカリスマ「神田昌典」さんが監修したフォトリーディングの本でした。
今でも【新版】となって販売されてますね。

その時は、効果を実感してずいぶん早く読めるようになったなぁ、と思ったのですが、知らず知らずのうちに、また読むスピードが遅くなってきてしまいました。

練習を継続していかないといけないのか、そもそも正しく出来てなかったのか分かりませんが…

とは言え、僕も行政書士という仕事柄、文書はある程度のスピードで「正確」に読み捌かないといけません。

なので、あまりに遅いのもどうかと思うので、多少は速く読む意識を持っています。

僕には速読は向かないのかもしれない。では、どうする?

僕には速読というスキルが向いてないないのかもしれないなぁ、とよく思います。

なので、僕はぶっちゃけ「速読」はあきらめました。
「多読」も他人に誇れるほど多くは読めない、と腹をくくりました(笑)

でも、最低限の読書量は確保したいとは思ってます。
(誤解のないように言うと、読書自体は好きなのです)

なので、僕なりに最低限の読書数をこなせる「読書法」を工夫して実践しています。
まぁ、正しいかどうかは分かりませんが、今のところ月に5冊、年間で60冊程度はストレスなく読めているので、いいのかなとは感じています。

速読トレーニングマニュアル

年間60冊読む「遅読家の僕の読書法3つの裏技」

その① 頭から読まない

以前の僕は、本は最初の1文字目から最後まで読み通さなければならないと思い込んでいました。

「はじめに」から「おわりに」まで、全てです。

ですが、それを止めて読みたい章から、もしくは読みたいところから読んでいくスタイルに変えました。

結局、読まない章があっても気にしない。
興味が無い部分は不要な部分だと思ってバッサリ切り捨てます。

これで、かなり効率的な読書になったような気がします。

その② 立って読む

ちょっとバカバカしいと思うかもしれませんが、立ったまま読むと早く読めるし、内容も頭に入って来やすくなると思います。

これは、本屋の立ち読みで経験がある人も多いかと思いますが、立ち読みってすごく内容が濃く頭に残りませんか?

どういう訳かは知りませんが、立ったまま読むとガンガン頭に本の内容が入って来ます。

なので、座ったり寝っ転がって読むのをやめて、立ったまま読書をするのがおススメです。
何と言っても眠くならないのが良いです。

その③ キーワードをまとめながら読む

ビジネスで即実践できそうな内容が書かれていたりする場合は、読みながらまとめていく作業をしていきます。
僕は、マインドマップアプリなどで、目次を丸写しするように書いておいて、キーワードを拾いながら書き込んでいくスタイルで読む場合があります。

これは、内容を深く読むというよりは、キーワードを拾い出してそれを可視化する感じです。

これだけでも十分頭に内容がインプットされることが多いです。

気に入った本を繰り返し読む

同じ本を2度目に読むのは時間の無駄、という考えの時期が僕にはかつてはありました。

でも。

最近、「良い本は読むたびに新しい発見がある」と誰か偉い人が言ったような気がする言葉の意味が分かってきました。

新刊を手に取ってパラパラめくっても「どこかで読んだような…」という感覚がある時が多いです。

つまり、本の内容が名著の焼き直しだったり、名著の派生だったりする場合が多いのですね。

なので、自分が気に言った本、名著だと思う本を繰り返し読んで、新たな発見を得ることが読書としても正しいのではないかと思います。

なので、良い本だと思ったら何度でも読み返すようにしています。
この読み返すに値する本に出合った時が一番うれしい。

いつか、「何度も読み返す本ランキング」という記事も書いてみたいですね。

速読トレーニングマニュアル

まとめ

今回は、年間60冊読む「遅読家の僕の読書法3つの裏技」という内容をご紹介しました。

まとめると、

  1. 頭から読まない
  2. 立って読む
  3. キーワードをまとめながら読む

要は、読書は文字を追うことが目的ではなくて、内容を味わい、それが自分の中で何かの変化を起こせることが大事なのだと思います。

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