初めて起業するために「まず考えるべき3つのこと」とは?

独立•起業
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起業を考えているのですが、何から考えていいのか…???

起業したいと思ったら、失敗しないために考えておきたいことが3つあります。このポイントを外すと、起業後苦しむことになるかもしれません!

起業したいと思ったら、何からすればいいのか?

今は会社員だけど、近いうちに起業したいという希望を持った人、増えてきたように感じます。

ずっと会社組織の中で働いてきた人にとっては、勇気のいる決断だと思います。

僕は、27歳の時に最初の起業をしました。

飲食ビジネスを始めたのですが、その時はあまり深く考えずに始めてしまいました。

単純に、親が飲食店経営してて、「たぶん自分にも出来ちゃうんだろう」ぐらいに思っていました。

「やってしまえば何とかなる」という側面も否定はしませんが、結局40代で会社を倒産させてしまったので、行き当たりばったりではダメなこともあるのかもしれません。

今は、2度目の起業をしてそれなりに順調に事業を行ってます。

一度失敗した時に思ったことは、

「もう二度と独立などしない」

ではなく、

「今度はぜったい成功させてやる」

という意気込みでした。

僕なりに、自分の失敗を分析できたので、次の起業は成功させるという思いが出来たのです。まぁ、リベンジってやつですね。

失敗を分析して、考えたことがいくつもあるのですが、その中で3つの最重要なことがあります。

おそらくそれが、起業するにあたって一番重要なポイントだと思います。

なので、起業するために「まず最初に考える」べきことなのではないかということです。

今日は、「起業するためにまず考える3つのこと」という内容で記事にしたいと思います。

これから起業をしたい、ビジネスを始めたい、または副業を始めたい、という人には参考にしてもらえるのではないかと思っています。

では、さっそくいきましょう!

初めて起業するために「まず考える3つのこと」

その① マーケット規模があるか?

いくら自分が好きなことであったり、得意なことであったりしても「マーケット規模」が小さければビジネスとしては苦しいと思います。

よく「ニッチな分野を攻めろ」などと言われますが、ニッチすぎて売る相手が少なすぎては商売が成立しません。

何かに特化して専門性を出すのはいいのですが、あまりにトガリすぎては売れないのです。

例えば、「高齢者向け専門のスマホショップ」はいいかもしれませんが、「50代の専業主婦向け専門のスマホショップ」では、明らかにマーケットが狭すぎます。

例えば、伝統の下駄を若い人向けに売るぞ!では、なかなか商売として成り立ちにくい。

(一定のニーズはあっても)

例が下手なのは許していただくとして、マーケットの規模がないとそもそも売る相手がいない。

やりがちなのは「今までにないサービス(商品)だ!」と思ったら、それにはニーズはゼロだったということ。

だって、誰も知らないサービス(商品)なのですから。

はじめて起業するなら、できるだけ売りやすくてマーケットもしっかりあるところを狙った方が成功しやすいです。

その② 少額の初期投資でOKか?

これは、起業する時にかかるイニシャルコストのことです。

初期投資を少なく始められるビジネスがいいです。

起業するためには、日本政策金融公庫などに創業資金を借りにいくのですが、これがまたなかなか思うような額は貸してもらえません。

実績もなにもない人に、ペライチの事業計画書ぐらいで融資するのですから、いきなり何千万も借り入れができるわけではありません。

ビジネスの内容やかかる設備にもよりますが、400~500万円が妥当な額、800万円なら上出来、1000万円オーバーなら最高ですね。

足りない分は自己資金となります。

初期投資は少なく始めること、固定は少なくすることがビジネスを軌道に乗せるには大切なことです。

特に店舗ビジネスを考えている人はよく考えて、できるだけ初期投資を少なく抑えるようにしましょう。

その③ 粗利額は大きいか?

ビジネスは粗利額が大きい方が絶対にいいです。

粗利率ではありません。

あくまでも、粗利額です。

例えば、売値1万円の粗利率が40%だと粗利額は4千円です。

でも、売値10万円の粗利率20%は?

そうです。2万円です。

1回の商売で、手残り金が5倍も違います。

ここが重要なのです。

つまり、単価の高いビジネスを行った方が良いということなのです。

僕はかつて飲食店をしていて、客単価が3000円ほどでした。

粗利率は70%ぐらいだったので、率はよかったのですが、月に150万円の粗利をあげようと思うと、いったいどれだけのお客様に来てもらわなければならないか。

答えは714組。これはまぁまぁ頑張らないといけないですね。

それを、客単価が20万円ほど、粗利率が50%のビジネスだったら?

150万円の粗利を稼ぐためには、15組の販売でいいわけです。

単価の違いで販売スキルも難しくはなりますが、起業したての時は特に「販売機会」は少ない方がよいと考えます。

多くのお客様を集めるのは体力的に弱い「起業当初」には向きません。

とにかく、少ない取引で大きな粗利額を得られた方が、成功しやすいといえます。

資金の回収がしやすいことが重要

起業を考える時に、一貫して考えなければならないのは「資金の回収がしやすいか」です。

出来るだけ短期間に

出来るだけ大きな額を

回収できることが起業成功させるポイントです。

もちろん、固定費を下げることも忘れずに。

まとめ

初めて起業するために「まず考える3つのこと」

  1. マーケット規模があるか?
  2. 少額の初期投資でOKか?
  3. 粗利額は大きいか?

初めて起業するなら、この3つのことはクリアにしておくと、成功に近づきます。

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