起業する時にやりがちな「勘違い」とは?

独立•起業
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起業してから「こんなハズでは…」とならないために

独立起業することは、素晴らしいことだと思っています。

自分の好きな仕事で、自分の好きなように稼ぐ。
ある意味理想の働き方だと思います。

僕は、幸運にも2回も起業することができました。

1回目の失敗でも懲りずに再度チャレンジして良かったと思ってます。

ただ、やみくもに「起業」することをおススメしているわけではありません。

なぜなら、僕は起業に失敗した人をたくさん見てきたからです。

僕もその一人ではあるのですが、起業して失敗するとメンタル的には相当ヤラれます。

それでも復活は出来るのですが、ほとんどの人はそのまま没落していくことになります。

なので、出来れば最初の起業で成功していくことが重要だと思ってます。

多くの人が陥る(おちいる)「勘違い」

実は、起業する人の多くがある勘違いをしています。

いざ、独立起業してから「こんなハズでは…」となっている人が結構多いのです。

もちろん、独立起業をしたことがない人がほとんどなので、仕方のないことなのかもしれません。

なので、多くの起業家が陥る「勘違い」を知って、失敗しない起業をしてもらえればと思って、今回はその解説をします。

起業をする時のささやかな参考になればと思います。

実務の能力=成功の条件だと思ってませんか?

結論から言うと、実務の能力が成功の条件だと思ってしまうことが大きな勘違いなのです。

誰しも独立起業しようと思うと、実務の能力を気にします。

もちろん、実務の能力が全くないとダメではあります。
それに、実務能力は高ければ高いに越したことはありません。

ただ、実務ができるからといって起業が成功するわけではないということなのです。

例えば、バリバリ売れるトップセールスが、独立した途端に全く業績が上がらなくなるなどは珍しい話ではありません。

すごく腕の良い料理人が独立して店を持ったものの、すぐに潰れてまたどこかのお店に雇われ職人として舞い戻るなど、よく聞く話です。

つまり、実務のスキルが高くても成功するわけではないということです。

では、起業で成功するために必要なこととは一体何か?

スキルだけでは成功しない。
では、何が必要なのでしょうか?

それは、「集客スキル」です。

お客様を集めてくるスキルがないと、起業は立ち行かなくなります。

なーんだ、そんなことか。

と思いましたか?

これが誰もが陥る「勘違い」なのです。

ひょっとして、
「しっかりした仕事をしていれば、お客様に困ることはない」
などと思っている人はいませんか?

とんでもない勘違いです。

これで、多くの起業家が失敗していくのです。

集客は甘くない

集客を甘く考えていると、起業してから冷や汗をかくことになります。
とにかく、お客様は誰もやってきません。
電話もかかってきません。
ホームページも見てくれません。
SNSにも反応してくれません。

そう、誰も起業家の仕事など目もくれないのです。

なので、集客スキルをきっちり磨いておくことが大事。

会社勤めをしながら、副業でお客様を集めて見ると分かります。

副業なら「おいしい」収入も、いざそれを本業にして生活していけますか?

人脈があるからなんとかなる…は本当か?

あえて集客などしなくても、自分には人脈があるから仕事を回していける。
そう思う人もいるでしょう。

実際に、会社員時代に築いた人脈で、仕事を回して利益を安定させている人も少なからずいます。

もちろん、それで満足するならいいのですが、せっかく起業してリスクテイクしているのに、いつまでも昔の人脈の下請けでいいのでしょうか?

下請けはいざとなったら、すぐに切られます。
また、独立当初は仕事を回してくれていても、そのうち無条件には回してくれなくなったりすることも珍しくないです。

これを「ご祝儀発注」といって、独立祝いのような形で一度仕事をくれたりするものです。

でも、相手も仕事ですから、ただコネがあるというだけでは仕事を断続的にもらえるようなことはありません。

昭和の時代ならいざ知らず、今の時代はそこまで浪花節ではありませんよね。

まとめ

起業する人がやりがちな勘違いは、実務のスキルがあると独立が成功すると思うことです。

実際に大事なのは、集客スキル。

見込み客を集めてくることができなければ、起業は立ち行かなくなってしまいます。

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