喧嘩して気まずい雰囲気。どう乗り切ってますか?
普段仲の良い友人や同僚と些細なことで喧嘩になってしまうこと、よくありますよね。
喧嘩をするほど仲が良いとも言われますが、喧嘩をしてしまった後の「気まずさ」は誰しも経験のある事ではないでしょうか?
本当は相手の事が気になって、向こうから謝ってこないかなぁなどと都合のよいことを思ってみたり、いやいや、やっぱり許せないなとか、結局喧嘩した相手の事が頭から離れない時間を過ごしてしまいます。
かといって、こちらから謝りにいくのはシャクだし、悶々としてしまいますね。
もちろん、一旦冷静になって自分の方が一方的に悪い場合はちゃんと謝るべきです。
ただ、喧嘩をした場合、どちらかが一方的に悪いということは少ないのではないでしょうか?
確かに、比率的に間違っている度合いの違いはあるかと思いますが、いくらかはお互い様であることがほとんどですよね。
だったら、早めに関係を修復していったほうがいいと思うのですが、それが難しいですね。
お互い意地の張り合いみたいに泥沼にはまっていくケースもあります。
では、出来るだけスムーズに早く関係を修復できる方法はあるのでしょうか?
やはり、それも「対話のチカラ」で解決していくことが出来ます。
対話力のある人であれば、さっさと仲直りをして無駄な時間を過ごすことはありません。
では、どうすればスムーズに仲直りできるのでしょうか?
対話力でスムーズに仲直りする方法
それは、「自分が悪かった部分を認めた上で、相手が悪かった部分を冷静に指摘して、これから先どうしていきたいかを伝える」
こうすれば、スムーズに仲直りが出来ます。
なぜかといえば、喧嘩した相手だって絶対にあなたのことを気にしてるし、仲直りのきっかけを探していることが多いからです。
自分が謝るのはシャクだけど、仲直りはしたい。
かといって一方的に謝られるのも実は気分がよくないです。
いわば、謝らせてあげる場を対話力で作り出す、というイメージです。
それには、ポイントが3つあります。
ポイント① 最初に自分の悪かった所を認める
まずは、相手を責めるのではなく、自分が悪かった所を認め、謝るところは謝る。
これは、相手の気持ちのガードを下げる効果があります。
人は分かっていても、相手が頑なな態度だと、より自分の態度が硬化してしまいます。
なので、まずは自分の非を認めることで相手のガードを下げ、対話できる場を作り出します。
ポイント② なぜ自分は怒ったのか理由を伝える
その上で、相手の悪かった所、すなわち自分が不快な思いをした部分を伝えます。
ここは、感情的にならず冷静に「○○されて△△な気持がして嫌だった」という風に理由をちゃんと伝えます。
最初に自分の非を認めている分、相手も聞き入れてくれる確率が高いです。
ポイント③ 今後どうしたいかを具体的に伝える
最後にこれから先どうしたいか伝える事が大事です。もちろん、仲直りが目的なので今後は「さらに頑張っていこう」とか、「今まで通り仲良くいこう」とかそんな言葉になるかと思います。
これがないと、なんとなく変な空気を引きずってしまうこともあるので、必ず次のアクションを伝えます。
もちろん、ポジティブな内容で。
でも、すぐに仲直りは難しい。。。
そうは言っても、すぐに怒りが収まるタイプではないし、ある程度時を置いた方がいいのでは?という意見の人もいます。
確かに、少し時間を置いた方が冷静に話が出来るタイプの人もいます。
ただ、気まずい時間を過ごす方が時間がもったいない。
出来るだけ早く関係を修復した方がより生産的で効率的だと思います。
まとめ
もし、喧嘩して気まずい雰囲気になったら、
「自分が悪かった部分を認めた上で、相手が悪かった部分を冷静に指摘して、これから先どうしていきたいかを伝える」
これが対話力で実現できます。
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