【コラム】決断して5日後にスタートした新しいビジネスについて

コラム
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新しいビジネスを始めようと思った

大きな組織を辞めて新しい仕事を立ち上げて、ようやく新しい環境にも慣れてきた。 思ったよりも順調だと思えるところもあれば、なかなか思うようにいかないこともある。 やっぱりビジネスというのは、考えているだけでは分からないもので、実際にやってみて気付かされることも多い。

思えば、新しいビジネスを立ち上げて軌道に乗る前に新型ウィルスのパンデミックが巻き起こって「どうなることか…」と心配もしたけれど、まぁそれなりに利益も上げているので合格点というところだろうか。

そんな中で、最近ずーっと頭の中で「ある考え」が消えなかった。 それは「新しいビジネスをしたい」という考えだ。

この世の中、新型ウィルスの蔓延のように予測不可能な事態が起こって、自分が置かれている環境がガラリと変わってしまうリスクもあると思えて、今のビジネス以外に何か新しい事業を始めてみたいという危機感もある。 それに、せっかくルールの多かった大所帯の会社組織を抜けて、自由に何でもできる環境に身を置いたのだから、やりたいと思ったことは実行していかないと「もったいない」とも思ったし。

今やっている仕事に集中した方がいいのでは? という考えも浮かばないわけではないけど、あと何年現役で仕事をしていけるのか?と思うと、今やりたいと思うことは全てやっておこうという気持ちの方が強い。 多動力(堀江貴文さんの著書)ではないけれど、複数の仕事を同時にこなしていけるだけのツールが現代には備わっていると思うし。

で、新しいビジネスというのを何にしようかということで、いろいろ自分なりに考えてみて、ようやく先週からスタートすることができた。 (現代はとにかく低コストでスピーディにビジネスをスタートできるね)

で、何を始めたか?ということだけど…

せどりにチャレンジ

結論から言うと、僕が始めたビジネスはいわゆる「せどり」だ。

「せどり」というと転売人のイメージが強くて、どこか胡散臭いイメージを持っている人も多いかもしれない。自分もそうだったし。

では、なぜ「せどり」ビジネスを始めたのか?

「せどり」を選んだ3つの理由

せどりを新しいビジネスに選んだ理由は、3つある。

理由① 商売の基本をダイレクトに体験できる

せどりは安く物を仕入れてきて、それより高く売って利鞘を稼ぐという古来からある「商売」の基本そのものだ。 成功している人は、この商売の基本感覚が備わっていると思う。 この安く仕入れて、高く売るというシンプルなビジネスモデルに興味を持ったというのが1つ目の理由。

理由② 昔から未来まで枯れないビジネスだと思うから

人が生きている限り、物を流通させる「商売」は絶対に無くならないものだと思う。 売買する場所は、リアル店舗からネットに変わろうとも、やっていることは昔から変わらない。 なので、この物販流通のビジネスは再現性があるのではないかと思ったからだ

理由③ マーケットが出来上がっていて低コストで利用できる

せどりのことを調べてみると、すでにマーケットが出来上がっていて低コストで利用できることが分かってくる。 例えばAmazonのセラー(出品者)になれば、日本だけでも5000万人の人を相手に商売が可能だ。しかも毎月5000円程度払えば、Amazonの倉庫に品物を送っておけば梱包から配送まで全て代行してやってくれる(厳密にはプラスで販売手数料と代行手数料も必要だが)

メルカリやヤフオクだって使えるのだから、個人でも何千万人単位のお客様を前に商売ができるのだ。

スタートしてみての感想

先週、始めて物を仕入れて、Amazonの倉庫に納品した。 せどりを始めようと決めてわずか、5日後のことだった。 このスピード感でできるのも、せどりの良いことだと思う。   ちょっと手を出してみての感想だけど、せどりの世界は奥が深い。 いかに安く仕入れて、どう売っていくかは、世の中の動向、季節の関係、人の心理、ライバルセラーの戦略などを考えて、練っていかないと太刀打ちできない。

商売はシンプルだけど楽ではない。 このビジネスでその感覚も鍛えたいと思う。

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