時間をつぶすか、有効なものにするかは自分次第
在宅勤務で今までとは違う時間を過ごしす機会が増えましたね。
この時間をどう過ごすかでコロナ後の仕事に差が生まれると思います。
今回は「ステイホーム」という意識が広まってきた中、家で過ごす時間での「NG行動」と「OK行動」についてお話したいと思います。
これを読めば生産性の高い時間を過ごすヒントになり、アフターコロナの仕事の現場でライバルより一歩先を言ってもらえると思います。
リモートワークと自宅待機をごっちゃにしてませんか?
そもそも在宅勤務の在り方で、リモートワークと言っていても事実「自宅待機」=お休み?状態になっている人が大半ではないですか?
それまでリモートワークを実施してない企業がいきなり「リモートワーク」だと言ったって、出来るとは思えません。
実際のところはほぼ休業状態ではないかと思います。
のんきな人は休みが増えてうれしいなどと思っていたり、退屈だなぁと悠長に構えているかもしれませんね。
でも経済は日を追うごとに確実にダメージを受けています
コロナが終息して通常の経済活動を再開した時に焦っても遅いのです。
なので、実質お休みモードに入っている今こそ、来るべき厳しい仕事の環境に備えて準備をしておくべきです。
在宅勤務中の3つのNG行動
その① マンガやドラマの一気読み(視聴)
せっかく時間が出来たから、普段はなかなか読めないマンガ全巻読破しよう、とか、見だしたら止まらなくなるアメリカドラマをネットフリックスで全エピソード見よう…とかはNGです。
もちろん、気持ちは分かります。
僕も映画やドラマは大好きなので、見たくなる気持ち、読みたくなる気持ちも分かります。
全く見るなと言っているのではありません。
マンガ全巻やドラマ全エピソードは、かなり長い時間を費やします。
それを可能にしてしまう時間がある分だけ、厄介です。
エンタメとして楽しむのはいいですが、気が付いたら一日中見ていたとかいうのはダメです。
ただ時間をつぶしているだけ。
もちろん、良質なコンテンツだったら全くの無駄であるとはいいませんが、それがコロナ後の仕事に役立つのかといったらどうでしょうか?
その② 部屋着で一日過ごす
ステイホームだから、そもそも部屋から出れない状況です。
なので、部屋着でいたくなってしまいます。
部屋着は楽でいいですが、断言します。部屋着で過ごして生産性を上げるのは超難易度高めです。
天才的な才能がある人ならいいですが、凡人は部屋着のまま効率的な仕事をするのは不可能だと思っています。
部屋着のままPCを開いて仕事をしようと思っても、気が付いたらネットサーフィンしてたり、YouTubeを見たりしてた、なんてのがオチです。
なので、とにかく着替えましょう。
スーツにネクタイとまでいかなくても、ピシッとしたシャツを着て過ごすようにしましょう。
そんなことで…とか思ってる人がいたら、一度試しに着替えてみてください。
驚くほど気分が変わります。
その③ オンライン飲み会
え?オンライン飲み会ダメなの?
と思いましたか?
はい、絶対やめてください。と言いたいです。
そもそも飲み会自体が時間の無駄。営業は「飲みにケーション」という言葉がすでに死語となっているはず。
全ての飲み会が無意味とは言いませんが、普通の飲み会でも1次会のみで時間を決めてダラダラ飲まないことが重要です。
流行りのオンライン飲み会は、自宅で飲めるし、気兼ねなくコミュニケーションも出来るし、良いことだらけじゃんと思う人も多いでしょう。
いえいえ。このオンライン飲み会こそ時間の無駄です。
自宅で飲んでいる分、サッと終われないし、そもそも断りにくい。
普通の飲み会なら、いろんな理由をつけて断ることも、中座することも出来ますが、オンライン飲み会は意外とそれが難しい。
昭和の「飲みにケーション」時代に逆戻りしているように見えます。
在宅中のおススメ3つのOK行動
その① 研究
自分のおかれている業界の研究
競合他社製品の研究
自社商品の分析
どれも本当は常日頃からやっておくべきことなのですが、日々の業務に流されてつい、おろそかになってしまいがちなこと。
こういう時間のある時にこそ、おさらいのつもりで研究しましょう。
特に、自社商品については、分かっているようで分かってないことも多いのでぜひネットで自社の製品やサービスをググってみてください。
営業をかける上でも意外なヒントが隠れているものです。
その② 勉強
資格取得のための勉強
英語の勉強
今後のキャリアで役に立つ勉強をしましょう。
資格試験にチャレンジしたくても、普段は「忙しいから…」と断念してた人にとってはチャンスです。
そうです。「忙しいから」という言い訳が通らない時がやってきました!
その③ 目標設定
せっかくですから、この機会に自分のキャリアや人生の目標を見直してみましょう。
この1年を目安にした「短期目標」
3年ほどを目安にした「中期目標」
5年ほどを目安にした「長期目標」
この3つぐらいの目標を練り直しましょう。
中期目標を5年、長期目標を10年と考える人もいるかもしれませんが、現代ではそんな長いスパンは無意味だと思います。
5年も経てば世の中ガラッと変わります。5年以上の長期は目標など立てようがないと思います。
時間はあるようで無いし、無いようであります。
在宅勤務、リモートワーク、テレワーク。
実際はお休み状態の人が多いと思います。
この時間をアフターコロナのチャンスにするか、ピンチにするかは自分次第です。
経済活動が再開した時にアタフタしないように、今をしっかり活用して下さい。
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