仕事の「練習」は残業代になるのか?という議論について思うこと

コラム
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業務時間後の「仕事の練習」にも残業代は払わないといけないのだろうか?

法的には微妙ですが…どうでしょうか?

会社の業務? 個人のスキルアップのため?

就業時間が終わって、その後居残りで仕事の練習をするのは、残業に当たるのか?

こういう質問が割と多くあります。

どちらかと言うと、経営者側からの質問として、が多いですかね。

要するに、居残りで練習している従業員に残業代を払わなくてはならないか?

という事を気にしているのでしょう。

「後から労基などに訴えられても困る」
というのが本音でしょうか。

もちろん、居残りで練習を命じた場合は、「業務」となってもおかしくないです。
と、言うよりは業務ですね。

ただ、自発的に居残りして練習した場合は、どう考えるか?

練習は誰のため?

僕は40歳過ぎて、未経験で営業の仕事に就いたので、周りに追いつくために必死で練習しました。

やらされてる感はなかったです。

夜も遅くまで話す練習したり、自分で資料つくったり、果てはカタログの丸写しまでやってました。

効果があるかどうかなど分かりませんでしたが、少しでも何かやってないと不安でした。

営業でしたので「みなし残業」で営業手当をもらっていたので、長く残業してもお金は変わりません。

だからといって、長く練習したからといって「損したー」とは思いませんでした。

そんな事よりも、早く売れるようになりたいという気持ちが強かったです。

僕自身はそんな気持ちで練習していましたし、当時の上司はこうも言ってくれていました。

「この会社が明日倒産して無くなっても、すぐに食っていけるだけの営業力をつけろ」

これ、いい言葉ですね。

僕はこの言葉をいつも意識して仕事してました。

どこへ行っても、どんな状況になっても、食っていけるだけの営業力をつける。

なので、業務時間以外の練習だろうが、業務時間中の仕事だろうが、僕にとっては全てが「将来の自分のため」ということになります。

時間外の練習には残業代を払うべきか?

僕は、正直いらないと思っています。

少なくとも僕は請求するつもりもないし、僕が経営者の立場でも払うつもりはないですね。

もし、残業代を請求されるなら、即刻帰宅を命じます。

別に、残業代を払ってまで練習などしてもらわなくてもいいと思っています。

業務時間中の仕事で結果を出してもらえばいいので。

経営者の人は、そんなことにビビッてないで、ハッキリ言えばいいのではないかと思います。

「帰れ」と。

練習=やる気の証拠

などと考えるからそ残業代を払おうかどうしようかといった考え方になってしまうのです。

練習はあくまで自分のスキルアップのため。

練習してスキルアップした実力で、業務時間中の成果に結びつけてもらえばいいし、今いる会社を去った後も自分の役に立てればいいのです。

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