悪徳営業マンがよく使う「鉄板営業トーク」ランキング

営業トーク技術
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営業マンの口車に乗らないために知っておくべき5つのこと

この記事を読んでもらうと、いわゆる「悪徳営業マン」に騙されずに済むようになります。

もし、今まさに営業マンから猛烈な売り込みをかけられていて、「断りにくいなぁ…」と思っているような人がいたなら、まずはこの記事を読んでから、営業マンにお返事をしてください。

僕は住宅営業の世界に身を置いて、「営業トーク」を身をもって叩き込まれた人間です。

正直、この記事に書くような「営業トーク」を実際にしたことが何度もあります。

つまり、それぐらいポピュラーなトークですし、特に悪意があるわけではありません。

むしろ、悪意無く普通に使っている営業マンもたくさんいると思います。

悪意が無いだけに厄介ですね。

その割にけっこう強力なクロージングパワーがあるトークなので、いまだにこの営業トークが横行しているという訳です。

そして悪徳営業マンは、このトークを多用するので、この記事で紹介するトークが出てきたら、悪意が有るか無いかは別として、一旦冷静になって考えた方がいいです。

実際に使用していた人間(もちろん悪気はありません)が、悪徳営業マンがよく使う「鉄板営業トーク」をランキング式に5つ紹介します。

悪徳営業マンがよく使う「鉄板営業トーク」第5位

競合他社(商品)の悪口

第5位は競合他社または競合商品の悪口です。

これは、純粋に自社製品への「愛情」からつい出てしまう言葉である場合もあります。

ですが、競合他社(商品)にも良い面は必ずあります。

最近、YouTubeのレビュー動画でも「○○を買ってよかった点」「○○を買って残念だった点」のように良い・悪い両方から評価するコンテンツが多いです。

競合他社(商品)にも必ず良いところと悪いところの両方があり、自社(商品)も同じです。

それを捻じ曲げてライバルの悪い点ばかり挙げる営業マンには注意が必要。

事実、トップセールスと言われる優秀な営業マンは他社の悪口を言いません。

冷静な評価を伝えます。そのうえで買うかどうかをお客様に決めて頂くということなのです。

あくまでも判断するのは、お客様であるという姿勢を崩しません。

競合の悪口を言う営業マンからは「買わない」と決めた方がいいです。

悪徳営業マンがよく使う「鉄板営業トーク」第4位

「絶対に…」を多用する

世の中に「絶対」は存在しない、などとよく言いますが、まさにそうですね。

「絶対にお得です」

「絶対に損します」

「絶対に後悔します」

「絶対に喜んでいただけます」

こうのように、「絶対」という言葉を多用する人は疑った方がいいです。

裏を返せば自信の表れとも言えますが、ただの押し付けです。

営業マン自身の考えを押し付けているに過ぎません。

「絶対に」という強いワードを使ってお客様の気を引こうとしているとしか思えないのです。

相手から言い切られると弱い人というのは確実に存在します。そういう人の方がどちらかというと比率的には多いのではないでしょうか。

なので、強い言葉に押し切られてしまうケースもよくあるのです。

営業マンの言葉をよく聞きとって「絶対に」という言葉が多い場合は警戒しましょう。

悪徳営業マンがよく使う「鉄板営業トーク」第3位

細かいことはご契約後で大丈夫です

これは危険な言葉です。

物(サービス)を買うという事はすべてが契約ごとです。

契約は細かいところまで納得して締結するものです。

もちろん、意味もなく心配性になる必要はないですが、少なくとも質問したことに対して

「細かいことは契約後に…」

などとごまかしてくるような営業マンからは絶対に買わないことです。

そういう営業マンに限って契約後は「そんなこと契約前に確認しておいて下さい」などと平気な顔で言ってのけるのです。

とにかく契約してしまえば、売ってしまえば後は知らない。

この手の営業マンがまだ多く存在しているのも困ったものです。

細かいことは後回しにしようとする営業マンには、なおさら詳細に質問をぶつけましょう。

悪徳営業マンがよく使う「鉄板営業トーク」第2位

今買わないと無くなってしまいます

これは、ものが唯一無二の不動産営業や中古車販売などでは普通に聞くトークですね。

不動産や中古車は同じものが2つと無いものです。

なので、どちらもよくこのトークを使います。

確かに、売れてしまうリスクはあるので、このトーク自体が悪いわけではありません。

問題は、このトークは盛りやすいという点です。

どういうことかというと、実際は購入検討をしているお客様など他にいないのに、あたかも他に購入候補がいるようなことを言って煽ってきます。

存在しない競合を意識させられて、契約させられる可能性もあるということです。

困ったことに、本当に他の人が購入したりする場合もあるから判断が難しいです。

今買わないと無くなるかも?

と思わせる心理戦なので、本当に欲しいかどうか、しっかり検討するだけの余裕は欲しいです。

限定商品などはこのトーク技術にマッチした商品ですね。

悪徳営業マンがよく使う「鉄板営業トーク」第1位

今契約すれば値引きします

これは、本当に多いトークですね。

どこの会社でも普通にやってませんか?

キャンペーン戦略もこのトークと同類です。

期間限定のキャンペーンで、いわゆるタイムリミットを設定するのです。

別に悪徳でも何でもないですが、Amazonのタイムセールも同じ仕組みですね。

特別価格のタイムリミットを設けているという点では。

アマゾンの場合、本当に時間がきたら値段が戻るので、真っ当なのですが、ほとんどの会社の場合、そのタイムリミットを過ぎても、結局その価格で購入出来たりします。

お客様を急かして、損をしたくないと思わせる手法。

今契約すれば…という言葉が出たら、

「来月に契約しようと思ってたけど、価格が戻るならもう買わない」

と言ってみてください。

きっと、「特別に今日と同じ金額にさせてもらいます」というふうに言ってくると思います。

すべてはお客様都合で決めること

悪徳営業マンがよく使う「鉄板営業トーク」を5つ見てみると、どれも「営業マンの都合」優先だと気づきます。

営業が売りたいからあれやこれやと理由をつけているように見えます。

ものを買うのは「お客様」で、判断するのも「お客様」です。

営業だけが得することは、まず賛同しなくていいと思って間違いないと思います。

悪徳営業マンがよく使う「鉄板営業トーク」

1位:今契約すれば値引きします

2位:今買わないと無くなってしまいます

3位:細かいことは契約後で大丈夫

4位:「絶対に…」を多用してくる

5位:競合他社(商品)のある愚痴を言う

この中でどれか一つでも仕掛けられたら、十分気を付けることです。

そして自分の意志で買うかどうか決めてください。

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