報告の質って考えたことありますか?
仕事の基本といわれる「ホウレンソウ」
もちろん報告・連絡・相談のことです。
その中でも特に「報告」はやり方ひとつで同期のライバルに大きく差がつくものということをご存じでしょうか?
上司にしてみると、報告のされ方が下手な部下は「時間泥棒」でしかありません。
報告が欲しい時には報告がなく、忙しい時に限ってダラダラと要領を得ない報告をしてくる部下は正直、良い印象がありません。
逆に報告が的確な部下はそれだけで「出来る奴だ」という印象になり、仕事を任せてもらえるチャンスがもらえる確率が高まるかもしれません。
報告ひとつ取っても「質」の違いで仕事の質まで変わってきます。
今日は、上司に「出来る奴」と思わせる報告術3つのポイントをお話しします。
ポイント①「スピード」
報告のスピードは最も大事。
上司への報告はできる限り早く、最優先が原則。
報告すべきタスクが終わってるのに、報告もないまま同僚と談笑してたり、スマホをダラダラといじっているのはNG。
上司はそういう様子をイライラしながら見ているものです。
とにかくすぐに報告を入れてくる部下はそれだけでかわいいもの。
上司に媚を売って気に入られるのは不本意ですが、報告が早いというだけで気に入られるのは良いことではないでしょうか?
ポイント②「自分の考えを付け加える」
報告を聞く上司としては、実際に起きたことをダラダラと言われるのが結構苦痛。
「で、どうなんだ?」と言いたくなってしまうものです。
報告自体はできる限り簡潔にまとめるのは基本中の基本として、報告の最後に必ず自分の意見を付け加えるのがいいです。
その時のポイントは、自分の意見の最後は上司への質問形式で終わるということ。
例えば「今日の報告を踏まえて、私は○○と思いますが課長はどう思われますか?」
という感じです。
自分の意見を言いきって終わりではやや上からで、上司としては面白くない。往々にして間違っていることも多いものだし。
なので、自分の意見は言った上で、最後は上司の意見を伺う形で締めくくるのがいいです。
これをするだけで、報告の質が段違いに高くなります。
ポイント③「次のアクションを宣言する」
報告の最後に次のアクションを上司に宣言して終わることを意識してください。
これが出来ている人は意外に少ないです。
「分かりました」
ぐらいで終わっていては仕事が進んでいきません。
「では先方にその旨お電話しておきます」
「明後日までにレポートを作って回覧しておきます」
など、明確に次のタスクのアクションを宣言しておくべきです。
こうすることによって上司は「仕事を自ら見つけているな」ということを分かってくれます。
指示待ちの受け身の仕事しかしない姿勢ではいつまでたっても評価は上がらないし、実力もつきません。
まとめ
いかがでしょうか?
報告1つで、同期の仲間から頭一つ抜け出すことが可能だと思いませんか?
上司に「出来る奴」と思わせる報告術3つのポイント
①スピード
②自分の意見を付け加える
③次のアクションを宣言する
たかが報告、されど報告。
質の高い報告をする癖をつけておくと、後のキャリアにかなり有利に働くはずです。
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