伝わる!読書感想文の書き方3つのコツ

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意外と多い「読書感想文」が苦手な人

夏休みの宿題などに出される「読書感想文」というのは、僕が子供時代(昭和)から今でも無くならない、伝統的な宿題ですね。

課題図書を読んで、感想文を書く。

たったそれだけの宿題なのですが、これを苦手にしているという声をよく聞きます。

しかも、子供たちからもそうですが、お父さんお母さんからの声も多いと聞きます。
どうやって教えれば読書感想文が書けるようになるのか、それがわからないのでしょう。

思えば、読書感想文の書き方を体系的に教えてくれたことはないですし、今もおそらくそういう指導はしてないのでしょう。

「読んで素直に思ったことを書けばいいのです」ぐらいな感じで先生から言われるのが関の山です。

実は、僕も小学校の低学年の時はどう書いたらいいのか分からなかったので、読書感想文は大嫌いでした。

僕の両親は教育にはあまり関心がない親だったので、宿題など手伝ってくれたことはないので、いつも自分一人で悪戦苦闘していました。

僕は本を読む習慣のない家庭で育ったため、20歳過ぎるまで本などほとんど読んだことがありませんでした。(今とは大違い!)

なので、課題図書を読んでもあらすじさえもあまり理解できなくて、本当に困っていました。本文を丸写ししただけで最後に「面白かったです」と書いて終わり…みたいなものを提出していました(苦笑)

ですが、小学校3年生ぐらいの時に、ふと読書感想文を書く「コツ」をつかんで、それ以来、読書感想文コンクールではいつも何かしらの賞をもらえるようになりました。

正直、読書感想文が大の得意に変わったのです。

しかも、その「コツ」はほとんど本を読まなくても書けてしまう、ちょっと「いいのか?」と思うような簡単な方法なのですが、それ以来、小学校から高校までずーっと読書感想文で毎年賞をもらっていたのだから、間違いのない方法なのでしょう。

どんな方法かというと、すごくカンタン。
コツはたった3つしかありません。

この3つを意識して実行すれば、読書感想文はカンタンに書けてしまいます。

感想文がカンタンに書けてしまうコツ①「自分の考えを書く」

本の内容はなぞらなくてOKです。
あらすじの説明も一切不要です。

とにかく、最初から自分が考えたこと、または普段考えていることを書けば大丈夫です。
これを言うと(?)と思う方もいるかと思います。

読書感想文なのだから、本の内容に対してどう思ったかを書かなければいけないのでは?
と思うかもしれません。

それをすると、間違いなく面白くない「読書感想文」になってしまいます。

僕は、いつも本の内容など無視。
作者が言いたいことなど一切忖度せずに、自分の考えを主張すだけの感想文でした。

例えば、主人公が何かしらの仕事をしているような内容の小説だったとしたら、自分の職業観について書く、主人公が親のいない不幸な生い立ちの物語だったら、自分が両親に対していつも思っていること、などをひたすら書いていく。

そんな具合です。

ただ、そうは言っても一つだけ本とリンクさせてほしいところがあります。

それが、コツ②です。

感想文がカンタンに書けてしまうコツ②「気になる一文を抜き出す」

基本、自分の考えを書いていけばいいのですが、いきなり自分の考えだけを書き始めると「読書感想文」ではなくてただの作文です。

なので、気になる一文を抜き出し、それをまず書く。
それに関連した自分の考えをひたすら書いていけばいいのです。

コツの①と②はセットで使ってもらえばいいです。

まず、気になる一文を抜き出し、それについて自分の考えを書いていく。

これだけです。

これだけやって、指定の文字数を埋めれば終わりなのです。

感想文がカンタンに書けてしまうコツ③「前向きな言葉で締めくくる」

最後に、読書感想文の最後は、ポジティブな前向きな言葉で締めくくることも大切です。

本から抜き出した一文に関連した自分の考えをつらつらと書いてきましたが、最終的にはこんなポジティブな気持ちになりました!

というのが良いのです。

本の内容がどうかとかそんなことよりも、本を読んだことで自分の思考が回転して、いろいろ考えを巡らすことが出来、最終的には昨日までより前向きになれた。。。読書体験としてはこちらの方が正しいと思います。

伝わる!読書感想文の書き方3つのコツ

①自分の考えを書く
②気になる一文を抜き出す
③前向きな言葉で締めくくる

僕は、実際にこれだけでずっと読書感想文の賞を獲ってきました。

高校生になると、本など読まず、適当な一文を抜き出して、それについて思ったことを書き連ねて提出。
時間にして2時間もかけてなかったです。

この方法は賛否両論ありそうですが、本当に苦手な人は一度試してみてください。

今までよりも楽に読書感想文と向き合えると思います。

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