営業に締め日はつきもの。
僕はそういう風に教育されてきました。
最近の風潮は、その締め日の意識がやや馴染まないのかなぁと思うこともよくあります。
お客様が買いたいと思うまで気長に待つスタイルといいますか、あまりガリガリ詰めに行かないスタイルです。
どうも、僕はそのへんが生ぬるい気がして物足りないです。
たまに、僕が営業をかけられる立場で、「今月中ならサービスしますっ」とばかりにクロージングをガシガシかけてくる営業マンに出会うと、なんとなく嬉しくなっちゃうのですが、もはや「変態」の域に達してますかね(笑)
営業ならば「締め日の意識」って大切だと思います。
月末に契約するのと、月初に契約するの、1日しか変わらないじゃん…
と思うのも分かります。
結局契約して下さるのだから1日ぐらい遅れたってかまわないでしょ!
ということですよね。
確かに、契約そのものは1日ぐらい遅れたって構いません。
でも、それが積み重なっていくと結構大きな数字になっていくと思います。
とにかく、期限を意識してそれまでにクロージングまでもっていく段取りを取る。
その繰り返しが営業成績のアップにつながっていくと思います。
期限を切らないまま、商談を続けていても、クロージングのタイミングをお客様から言ってくれることはまずないですし、自分で「ここまでに契約を取る」などとストイックにプランニングできる営業マンはほとんどいません。
なので、締め日を利用してマイルストーンではないですが、クロージングまでのリズムを作るのは有効ではないかと考えます。
締め日までに詰められなかったら、そこで自分の営業活動の反省も出来ますし、心機一転気分転換にもなります。
「こちらの都合をお客様に押し付けるなんて、どうかと思う」
などともっともらしい事をいう営業マンがたまにいますが、そんな人は営業やめればいいと思います。
僕が経営者なら「クビ」もしくは「配置転換」にします。
(現代はカンタンにクビには出来ないので…)
こちらの都合をお客様のメリットとしてご提案出来ない営業は、不要です。
世の中に不要です。
お客様にとって良いものを買っていただくのが営業の仕事。
良いものなら1秒でも早く手に入れて頂くのがお客様の幸せになります。
こちらの「売りたい都合」を押し付けるというマインドでしか仕事をしないなら、本当に不要です。
営業の仕事はお客様のお役に立つことが大前提。
売りつけるのが仕事ではありません。
なので、早くお客様に買っていただくことを「こちらの都合」などと言っている輩は営業の仕事をサッサと辞めて頂きたい。と真剣に思います。
僕は、まだ締め日に追われて必死にクロージングしてくる営業マンの方が見込みがあると考えます。
今はまだお客様のための営業活動だと思えなくても、必死に締め日までにクロージングを続けているうちに、分かる時が来る可能性があります。
今、必死に売り込んでいく。
この姿勢こそ、営業マンの成長のためには欠かせないマインドだと考えています。
なので、分かったようなことを言っている暇がったら、締め日までに1つでも多くのクロージングが出来るように活動する。
これに尽きるのです。
コメント