春は新人営業マン配属の季節です
年度が替わり、ゴールデンウィークが終わると新人営業マンが配属されてくる会社も多いのではないでしょうか?
昔はOJTと言えば聞こえはいいですが、現場で先輩の使いっ走りをしながら仕事を盗め的な感じが横行してましたね。
昔からの「徒弟制度」の名残だったのでしょうか。
合理的ではないので、さすがに今もそんな感じで新人教育をしているところはほぼ無くなったのではと思います。
もちろん、経験を積み重ねていくことは大事ですが、意味もなくパシリのような使い方を新人にさせるのはやはり非効率で時代錯誤です。
さて、今年(2020年)はコロナウィルスの影響で新人配属も微妙ですが、普通なら新入社員が1ヶ月ほどの研修を終えて各部署への配属が始まる頃ですね。
営業の部署へも新人が配属されて、フレッシュな空気が漂う季節です。
僕はこの時期が結構好きなのですが、今年はどうでしょうね。。。
それはさておき。
新人営業マンが現場でデビューすると、遅かれ早かれ初商談が訪れるようになります。
新人なりに頑張って商談を進めて見事「初契約」となるのかと思いますが、そんな時に結構落とし穴があったりします。
それはどんなものかというと「厄介なお客様」にハマってしまうということです。
ベテラン営業マンなら、上手くあしらったり、はたまた逆にお客様を教育したりとあの手この手で商談を円滑に進めていけるものですが、新人はそうはいきません。
また、お客様の中にはベテランよりも何も知らない新人営業マンの方を好むお客様もいて、その中にはハマると厄介な客様も実際にいます。
今回は、新人営業マンがハマりやすい「厄介なお客様」3選を記事にしたいと思います。
この記事を読むと、新人営業マンはもちろん、中堅、場合によってはベテラン営業マンも「あ~気を付けよう」と思ってもらえると思います。
新人営業マンがハマりやすい「厄介なお客様」①お客様感を出してくるお客様
やたら自分はお客だ!
とばかりに、上からモノを言ってくる人です。
とにかく自分を王様のように扱ってほしいという感じで、ベテラン営業より若い新人を好みます。
意外と買うそぶりというか、大きなことを言うのですが、ふたを開けてみると資金が足りなかったり、そもそも決定権者が別にいたりして、超厄介です。
また、こういう人はお客様扱いしてもらうのが好きなだけなので、商談を終わらせたがりません。
いつまでたっても契約しない引き延ばしを仕掛けてきます。
なので、時間ばかり取られる割に成果が出ないので疲れます。
それでもまぁ、何とか契約をしたとしても、クレーマーに育っていく可能性も秘めているので注意が必要です。
こういうお客に引っかかってるな、と見えたら上司が同席して牽制球をきっちり投げておくことをお勧めします。
新人営業マンがハマりやすい「厄介なお客様」②やたら値引きを迫ってくるお客様
値引きに限らず、次々に条件のハードルを上げてくる人ですね。
こういう人は「合い見積もり」が大好きです。
普通の合い見積もりならいいのですが、2次3次と何回も再見積もりを出しなおさせる傾向にあります。
こういう人は営業マンなど誰でもよい、というか、言うことを聞いてホイホイ価格を下げてくれる営業マンが大好き。
新人だけではなくて、成績不振の営業マンも契約が欲しい一心でついつい条件を飲んでしまう傾向にあります。
僕が知っている営業マンの中には「自腹」を切ってまでサービスしてた人もいました。
言っときますが、営業マンで自腹を切るのはご法度です。
絶対にダメ。
そもそも営業はしっかり「稼ぐ」のが仕事なのに自分が損するなど意味が分かりません。
また、この自腹を切る行為は「クセ」になる営業マンも多いので、そういう人は確実に破滅していきます。
絶対にダメです。
新人営業マンがハマりやすい「厄介なお客様」③逆営業をかけてくるお客様
この手のお客様は僕は嫌いでした。
自分が契約する代わりに、自分からもモノを買ってほしいという人です。
もちろん、長くお付き合いをしていくうちに、信頼が生まれて、お客様の扱っている品物を購入するということはあっても良いかと思います。
ですが、ギブ&テイクではありませんが、契約を餌に自分の商品も買ってくれというのはちょっと違います。
契約するから保険に入ってくれ、とか言われたことありますけど、もちろんお断りしました。それで契約が取れなくても問題なし。
保険の営業は、本当に素晴らしい仕事なのにそれをそんな風にされること自体、営業マンとして許せなかったです。
また、マルチの勧誘みたいなのも良くありました。
この手の輩に新人は訳も分からずハマってしまうケースがあるのです。
とにかく、逆営業は断る。これを鉄則にして欲しいです。
まとめ
新人営業マンがハマりやすい「厄介なお客様」
①お客様感を出してくるお客様
②やたら値引きを迫ってくるお客様
③逆営業をかけてくるお客様
こんなお客様にハマってそうな新人がいたら、先輩と上司で救ってあげてください。
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